昨日、みかんの四十九日でした。
お花が又、増えました。ありがとうございました。
納骨をするつもりでしたが、まだ、気持ちが整理できず、もう少しみかんに側にいてほしいです。自分にとってこんなに大きな存在だったんだといなくなって初めて感じています。
願わくば、もう一度抱きしめたい・・・
人間に虐待され辛い思いをしたのに、私を慕い最後まで頑張ってくれた事、本当に感謝です。
実は・・・親しい方にはお話をしましたが、みかんの最期はみかんらしい最期でした。
獣医さんに聴診器をあててもらい、心音が聞こえていないこと、息をしていないこと、を私も一緒に確認しご臨終となったみかんでしたが、いつもお世話になっているトリマ−さんに、シャンプーをしてもらいドライヤ−をあててもらったら、なななななななんと、息を吹き返したんです。
亡くなったと思い、棺の中に入れるものを用意するために家に帰って居たら突然の電話・・・耳を疑いました。
「笹倉さん、驚かないでください、実は、みかんちゃん、息を吹き返しました。私もこんな経験初めてでびっくりしたのですが、今、医療措置をして確かに息をしています。」
「えっ!!!!息を吹き返したって事は元気になる可能性はあるんですか??」
「それはないと思いますが・・・」
「どちらにしろ、すぐに迎えに行きます!!」
迎えに行くと診察台の上に毛布をひいてもらいよこたわっていました。
「みかん!!みかん!!」
と呼んでも反応はありませんでしたが、かすかに息をしています。
毛布にくるみ抱きしめると、鼻でフ〜〜〜と大きな息をし
「ク〜〜ンク〜〜〜ン」
と声を出してくれました。
最後の力を振り絞って、私に甘えてくれました。
トリミングや入院したり、検査をするために獣医さんに預かっていただいていた時迎えに行くと、いつもそんなに甘えないみかんが、私の腕にしがみついたり、胸にとびこんだり、尻尾を振ったりしてくれていました。この時もそうだったんだと思います。
ママが迎えに来てくれた事が、かすかに感じる臭いや感覚でわかったんだと思います。側にいた獣医さんやトリマーさんが驚いて、
「ママが来てくれたのがわかったんだね」
「みかんちゃん、良かったね」
・・・
きっとみかんは、家に帰りたかったんだと思います。ママが迎えに来るのを息を吹き返しまってくれていたんだと思います。
家に連れて帰り、注射器でお水を飲ませ、ずっと一晩中みかんを抱きしめていました。
ウトウトして時計をみたら、明け方の4時でした。腕の中のみかんはもう冷たくなり息もなく硬直していました。たぶん、家に連れて帰ってしばらくして息を引き取ったと思います。でも、こうやった抱きしめていたら私の体の温かさで生き続けてくれるかもしれないと・・・と思いずっと抱きしめていました。
朝の6時・・・
毛布にくるんだみかんをクレ−トにいれました。
もう、動きませんでした。
これが、みかんの最期です。
いつもお留守番ばかりでしたが、最期は私の春休みを待っていたかのように容態が悪くなり、私の腕の中で逝きました。
本当に最期までママ孝行なワンコでした。
そんなみかんだからこそ、なおさら愛しい・・・
甲状腺の病気で毛がぼそぼそ抜けていた時、お散歩バックにその、抜けた毛をいれていました。
みかんの感触があります。みかんの臭いがかすかに残って居ます。
みかん・・・
ママはまだ涙が出て、あなたに逢いたくてあなたを抱きしめたくてたまりません、願わくばもう少し一緒にいたかった・・・
みかん・・・
2015年04月21日
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