1月17日、

阪神淡路大震災がありました。40歳過ぎるまで関西で過ごしていた私にとっては忘れられない、忘れてはいけない日です。
被災した知人はいましたが、幸い命を落とした知り合いはいませんでした。
当時、尼崎の製鉄所で働いていた旦那さんは阪神野田駅から歩いて会社まで行き、2週間奈良の自宅に帰って来ませんでした。
震災後、2週間たって帰って来た旦那さんは次の日、水を背中にかつぎ両手に持って又、出勤しました。
当時住んでいた我が家は震度5、体が浮き上がる大きな縦揺れは、今でも忘れられません。
驚きましたが、一瞬だったのと、壁に飾っていた小さな額が落ちただけだったのでその時は被害が大きいとは感じませんでした。
時間がたつに連れて大きな被害が報道され、神戸の長田区の火災の様子は涙なしでは見られませんでした。
その時、私が生きている限りこの情景やこの事を忘れずにいようと思いました。
時間がこの震災を風化させないように、自然災害とはいえ、神様を恨んでしまった出来事、
亡くなられた方のご冥福と、今もなお、苦しまれている方々に優しさが届く様にと祈ります。