りんちゃんは11月6日、埼玉の保健所から出てきたました。そしてその夜、初めてりんちゃんの声にならない声を聞きました。仮ママは、何とも言えない辛くて苦しい気持ちになりました。
一生懸命何かを訴えています。恐いのかあまえているのかそれとも…
「ハウハウハウハウ…」
……声帯がない…
どんな理由だったのか…いや、どんな理由であれ人間が意図的に声帯をとることがあっていいのか…
声帯をとられ、どんな環境で過ごしてきたのかわからないが、最後は遺棄…
もう絶対辛い思いはさせたくない、仮ママは強い思いを持ちました。
こんなに可愛いのに、こんなに人間に友好的なのに…
りんちゃんは毎日カリカリフ−ドをモリモリ食べています。うんPは、一番身体が小さいのに一番大きな物をします(笑)でも、ずっと気になっていたことがあり、それは、食べている途中に良く咳き込む事です。
「カリカリムシャムシャゲホンゲホン…」
気になるので、獣医さんに尋ねると、声帯をとるとき喉の骨を半分に切ってとるそうです。喉を触るとよくわかります。メロンやチェリ−は喉の真ん中に1つ骨がありますが、りんちゃんは左右に骨が分かれています。
ゆえに、食事を飲み込む時、他のワンコに比べて気管支に食べたものが入ることが多く、だから良く咳き込むとの事でした。
じゃあ、フ−ドをネバネバ系にするか、粒の細かいものにするか…獣医さんに聞くと、かえって粉状になっている物の方が気管に入りやすいとのことで、今食べているカリカリフ−ドに片栗粉をとかしてネバネバにしたものを上にかけるのが一番良いとのこと、すぐにその日の夜、実行しました。
そしたら、咳き込むことなく完食(^^)
それからずっと通称「あんかけカリカリフ−ド」を食べているりんちゃんですが、全く咳き込まなくなりました。
今は、まだ若いので気管支に入っても大丈夫だけど年をとると肺炎になることが多いので食事には気を付けなくてはならないと言われました。
里親様、どうかよろしくお願いします。
そして、このブログで皆さんに、声帯のないワンコがいる事を知っていただければと思います。
声帯をとると言う事がどういうことなのか、そして、食事等の配慮や肺炎になりやすいリスクがあることも知っていただければと思います。
さて、今日は、りんちゃんの可愛い寝顔です。
我が家へ来て3週間、安心して眠っている姿を見るとホットします。目を閉じるとモップみたいですが(笑)
犬、里親です。まだまだ、レスキュ−を待っているワンコがいます。沢損の多の目に触れる事を願い、ワンコの里親ランキングに参族しました。ポチッとクリックしてください
2009年11月28日
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でも、りんちゃんは今日も元気です(^^)
こらからの犬生を幸せにも過ごせます。
PIPIままさんいつも応援ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。