パインちゃんが旅立ち、1週間が経ちました。やっとパインがいない生活に慣れてきました。
くたくたになって仕事から帰って来たら、パインはゴムまりのように飛び跳ねてクルクル回り喜んで、仮ママの胸に飛び込んできてくれていました。
「パイン池」と名付けられたパインがあっちこっちでたれていたおしっこ池もなくなり、ポチャンとはまり悲鳴を家族があげる事もなくなりました。この池には、実家の80歳になる仮ママの父も足を突っ込み、皆で大笑いをしました。
パインを改めてトライアルに出せた今、記さなくてはならない事があります。
パインはあってはならない飼育放棄を2回も経験し、仮ママとしては不憫で不憫でたまりませんでした。何でこんなに良い子が、何でこんなに人が好きで愛らしい子が…
私は、パインが突然戻ってきた事によって、正直、かなり人間不信になっていました。今回トライアルへ出す決心をするときも、里親様に失礼な言葉を沢山発してしまいました。周りのCATNAPのスタッフさん達にも
「ちぇりママさん、大丈夫??」
と思われたぐらい、心がみだれ、憔悴しきっていました。でも、そんな私の心に大きく響いたのが里親様の1つの言葉でした。
「不憫な気持ちが先立って、いつかは手離さなくてはいけないとわかっているのに決心がつかない…」
と電話でお話ししたら、
「良いですよ、思いが深いのはあたりまえ、いつまでもその時が来るのを待ちますよ、パインちゃんとご縁がなくても、又、違うご縁をまちますよ…」
その時私は思わず電話口で泣いてしまいました。保護犬に対してなんて深い思いを持ってくださっているんだろう…
こんな素敵な里親様とのご縁を私は一瞬でもためらったのを後悔しました。もう一度、頑張ってみよう、里親様の胸をおかりしてパインとともに前を向いて歩いてみよう…
そう思う事ができました。
里親様とご縁を繋げてくれたMダックスのブブちゃん、ブブちゃんも時を同じくしてトライアルに…素敵な家族と巡り合い、ブブちゃんらしく幸せな時を刻んでくれています。
人は、人の言葉や態度で傷つきますが、その傷を癒し立ち直らせるのも人の言葉や態度なんです。
だから、これからも人の思いや言葉を信じて頑張れる…
心から、ありがとう…
明日も明後日も、未来もこれから出会うワンコと頑張れる私でいられるような気がします。
もちろん、パインは幸せです。パパさんと仲良しの写真が届いています。撮影はママさん、ママさんも大きな気持ちでパインと先住犬ポロンちゃんを包んで下さっています。写真をみれば一目瞭然ですよね(^^)
犬、里親です。まだまだ、レスキュ−を待っているワンコがいます。沢山の人の目に触れる事を願い、ワンコの里親ランキングに参加しました。ポチッとクリックしてください
2010年03月08日
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飼育放棄する人の気持ちって想像できないけど〓
されたパインちゃん〓
どんな気持ちだったか〓
想像しただけで不憫で泣きそうになりますね
今って人間の子供も育児放棄とかされて餓死とかニュースでしてますけど〓
私なら3日飼ったら手放せなくなると思います〓
なんかうまく伝えられなくてすみません〓
ちぇりまま早く元気になってまた頑張ってください〓
幸せなワンコのブログ楽しみにしてます〓
パインちゃん頑張っ〓
ご心配かけてしまいましたね、ごめんなさい(^^;)
もう、大丈夫です。
これからも、応援よろしくお願いします