グレープ君、正式譲渡です。里親様に「ルーク」と言う素敵なお名前を頂きました。
保護されて一ヶ月足らずの超スピード譲渡ですが、色々考えさせられる事が沢山ありました。
実は、もう一件メールでやり取り後、インタビューをさせて頂いたご家族があります。
他の団体から保護犬を迎え、もう一頭と思いを寄せて頂きました。本当に嬉しかったです。
兄妹で保護され、我が家でも先住犬と仲良く楽しそうに過ごしていたグレープだったので一頭飼いのお家より良いのかな〜と思いを寄せていました。
でも…
メールのやり取りの中で、先住犬との相性の事を気になさり…
前にもブログに書かせて頂いていますが、犬同士の相性は、時間をかけて周りの人間が作るものだと私は考えています。その覚悟をして頂けるかどうかが一番のポイントです。
私の話し方が悪かったのか…立腹された様子で最後は、
「わかりました、それなら結構です。今、家にいる我が子一番と思う気持ちをわかって頂けないなら、ペットショップで買います」
ガチャン!!
でした…
辛かったです。泣けてきました……今、目の前にいる先住ワンコが可愛いと言う気持ちはわかります。でも…
どうなんでしょうか…
助けてあげたい、う〜んと可愛いがってあげたい、ずっと一緒にいてあげたい…
簡単な事じゃないかも知れないけれど、そんな思いをまず一番に持っていただきたかった…
それだけなんです。そして「トライアル」と言うものは、犬が試される時間ではなく人間が犬に試される時間だと言う事も記させて頂きたいです。
今日、11月22日は我が家からの卒業ワンコ、ケビン君の命日です。
ケビン君の里親様宅には若い女の子の先住ワンコがいました。もちろん相性うんぬんのお話もありましたが、皮膚病が酷く心臓が弱くアレルギーで下痢をする、病弱なケビン君を「助けてあげたい」
ただ一心に思いを寄せて下さいました。
ケビン君ご家族の様な思いをすべてのご家族に求めるのは難しいかもしれませんが、どうか応募をされる前にもう一度「何故自分はこのワンコに応募しようとおもったのか?」を振り返っていただければと思います。
今日、空を見上げると
真っ青だった
綺麗な青空だった
でも…
東京の空は小さく
遠くに山が見えない
故郷の京都の
空は
広くて山が見える
いつまで
東京で頑張れるかな〜
優しさに
触れたとき
よし!!もう少し頑張れる
よし!!まだまだ大丈夫
こんなふうに
繰り返し
繰り返し
思いはブランコが揺れるように
行ったり来たり(^^)
2011年11月23日
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私どもが応募した時、預かりさんの方から先住犬との相性を気にかけてくださいました。驚きました。
私は相性が気になるなら先住犬だけを一途に愛せばいい、
でも絆を感じたなら工夫しながら時の流れにまかせればいい。
飼い主が神経質になると、犬達はそれをキャッチして上手く行く事も、そうならなくなってしまうと思っていたからです。
いや恥ずかしながら預かりさんの推察どおり、流血バトルも経験しました。でも気づいたら今、仲良く暮らしています。
飼い主よりもお姉ちゃん犬を信頼しているくらいです!
グレープ君おめでとう♪
でも、里親候補の方のお気持ちも。「ペットショップで買います」という言葉はちょっと・・ですが。
先住犬との相性を気になさるのは当然だと思います。むしろ、「これからどうにかなる」とトライアルに入り、やはりダメだったとなる方が不幸なのでは?
どうかご自分の考えを押し付けず、相手の価値観も尊重してさしあげて下さい。少し思い入れが強すぎるように感じてしまうのです。
せっかく良い団体なのに、こんなことで嫌な思いをされる方がいると残念です。実は私も他団体で似たような経験をしてしまったことがあり、どんなに心惹かれる子がいてもその団体からは引き取りたくないと思ったのです。
私は、「この子を幸せにしてあげたいんです」と言ったら、「〜してあげたい、なんて上から目線ではなく心から一緒に暮らしたいと思って欲しいとお断りされてしまいました。上から目線なんて気持ちは一切なかったのでショックでした。ちぇりまま様とは正反対の考えの方でした。
貴重なご意見や、お気持ちありがとうございます。
その他直接メッセ-ジもいただいております。
それぞれの立場で皆が一生懸命色々な事を考え、色々な相手の気持ちを考え…
本当に感謝です。
改めて、この事については又、いつかブログに記させていただきます。
特に「先住犬との相性を気になさるのは当然だと思います」と言うお気持ちは私もわかります。でもその前の気持ちなんです…
これからも、色々な事を考えながら、頑張って行きたいと思います。
どうかよろしくお願いします。
お久しぶりです、ジャスママです。
これはホントに難しいですよね。
私も常に悩みます。
以前ご応募いただいた希望者様から言われたことがあります(このご家族とは、ご縁が繋がりませんでした)
「いろんなワンちゃんを見ました。でも私は○○君にしか心が動かなかった。」
私、この言葉が欲しかったんだ。
この言葉をずっと待ってたんだ・・・・そう思い涙が出ました。
預かりっ子にとってオンリーワンのご家族を・・・という預かりの気持ちを是非皆様方にわかっていただきたい。
でも・・・
これからも「こうしたらいいのかな」とか「こっちのほうがいいのかも」なんて悩みながら、預かり続けるんだろうなと思います。
前回は愛護法改正のご署名くださった皆様、本当に有難う御座いましたm(_ _)m
今回、環境省よりまた新たにパブリックコメントが届いております。
皆様のご協力で「ペットの深夜販売禁止」「生後8週間未満の仔犬・仔猫の販売禁止」など実現する為のものです。
保護しても保護してもキリが無い殺処分。
これらは私達の税金で賄ってます。
そして安楽死ではなく多くの犬猫達はガスで苦しめながら処分します。
息絶えなかった仔達に関しては生きたまま焼却をしています。
繁殖・販売・売れ残りや持ち込みの処分、この悪循環をストップさせる一歩になります。
環境省から集まった署名の数が多ければ通過出来るものも多いのです。
保健所(日本)のやり方と「本当の愛犬家」の違いを日本全国に知らせるべきです!
携帯から簡単に署名が可能なものを作成して下さいました。
皆様、そうかご協力願います。
そしてブログでの宣伝や貼り付け大歓迎です。
友人・知人・ご家族様などの分も同じ場所から署名可能ですので、そうか協力お願い致しますm(_ _)m
ー財団法人どうぶつ基金より転写ー
http://k.d.combzmail.jp/t/a9s0/a0u9dwx0di06gzm5pq5Bk
http://k.d.combzmail.jp/t/a9s0/a0u9ewx0di06gzm5pqICK
http://k.d.combzmail.jp/t/a9s0/a0u9fwx0di06gzm5pqqEG
ご無沙汰しています。
そうなんです、オンリ−ワンなんです。
人同士、気持ちを伝えあうって難しいですね、それぞれ、色々な立場があるので…
又、色々考えながら、話しながら前向きな気持ちで頑張ります(^^)