2020年活動していたHAPPY pauseが解散、 後、個人事業者として仕事で使っている屋号「保育・音楽研究会リアン」を使用しチームリアンとして個人保護活動を開始、 現在は「保護団体リアン」のスタッフとしても活動中。 初めての方、どうかよろしくお願いします。

2015年02月20日

突然やってきた赤い糸

里親会に会いに来てくださったご夫婦、
初めて見たママさんのお顔は涙が目からポロポロと流れていました。
「どうされましたか??」
「ミントにもしかして会いにきてくださったのですか??」
と問いかけるとお隣にいたパパさんが、ママさんの顔をみつめ、
「そうだよね」
と・・・
私は、とにかく笑顔で
「わ〜〜〜〜ありがとうございます(^^)、どうぞこちらへ来てください」
と・・・

実は里親会の前日に、ミント、心臓の検査に行きました。
急激に悪くなっているというわけではないですが、じわじわと右心房の血液の通り道が狭くなってきて、近い将来お薬の服用が必要になると言われました。
その薬代金、検査代金が持続的に結構お金がかかるので、里親様探しが難しくなることを会の中心メンバーの人たちと話していました。
「キャバリアの犬種の事を理解し、ある程度お金がかかることを承知で迎えていただける方って難しいし、最初から大きなリスクのあるワンコの里親探しって難しいよね・・・・」
「ちぇりままの家でゆっくり過ごすことになりそうだね」
「良いよ〜〜別に(^^)ミントは良い子だし、明るくて元気をいっぱいもらえるから(^^)」
と・・・
「今日は、看板犬するね〜〜〜ミントも可愛いですがこちらにもっと可愛い犬がいますよ〜〜〜って」
こんな話をしながら、我が家でこれから過ごすミントを想像していました。

それが・・・
「ミントちゃんに会いに来まいた」
とちょっと訳ありのご夫婦・・・
ゆっくり話を聞くと、大切なキャバリアの家族を1月10日に亡くしたばかりでと・・・・
その子も心臓が悪く、最後は手術までしてもらったと・・・手術は成功したけど術後の経過が悪く虹の橋に行ってしまったと・・・
涙を流しながら、ぽつんぽつんと、辛かったことを話してくださいました。
ミントちゃんに本当の家がないなら、その子の続きにと思い・・・
ちょっとはやいかな〜〜と思ったのですがと・・・・
私・・・泣けてきそうになり涙をこらえるのが精一杯・・・
「ありがとうございます、きっと亡くなったワンちゃんもミントのようなお家のないワンコなら、良いよ〜〜って言ってくれるのではないかと思います」
「でも・・・心臓が悪く、フィラリアも陽性でお金が凄く近い将来かかりますが大丈夫ですか??」
「実は今まで、ご応募があったのですが、その辺がネックでお話が駄目になったのですが・・・」
二人、顔を見合わせながら、
「大丈夫です、亡くなった犬もそうでしたから・・・」
代表を交えてその後は心臓の状態の事、フィラリアの手術の事、去勢ができない事等の話をさせていただきました。
その場で申し込みをして下さり、お互い持ち帰って今後を考えるという事で・・・
1.png


私、もう、心は決まっていました。
きっかけは誰かの代わりかもしれない、それで充分なんです。だってミントには本当のお家がないんだから・・・一緒に暮らし始めるとミントはミントでしかないから、きっと幸せになれます。そしてミントはこのご夫婦を笑顔にしてあげることができます。
だって、明るくて笑顔が可愛くて、ちょっと間抜けなワンコだから(笑)

後のお電話で、ママさんのお気持ちをもう一度確認をし、トライアルが3月5日となりました。
保護されて半年、皆様応援ありがとうございました。

28日は新しいパパさんと一緒に、主治医の先生の診察を受けに行きます。
posted by cherrymama at 18:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
リンク集