書かなくては・・・
と思いながらなかなか書けなかったみかんの事・・・
チェリ−の時はそんなに感じなかった思いがまだまだ自分の中にあってストップしたまま・・・チェリ−を亡くし、みかんを亡くし、そして主人を亡くし、自分の近くにいた大切な存在がこの4年間であっという間にいなくなってしまった。
ギュッと心の中に押し込めたものが、今、少しずつ外に出てきているような気がする。
自分にとって辛い事や嫌な事が起こるたびに「この出来事にはきっと意味がある」とずっと思っていた。今もそう思っている。
でも、あまりにも自分にとって不条理な事に出会うと涙が出るようになってきた。
もしかして、今まで出なかった涙を止めてくれていたのはみかんだったのかもしれない。
今、使っている携帯の中にはチェリ−やみかんの写真が1枚も入っていない。主人と交わしたメ−ルやラインの履歴もない。
この現実が、今、私の前に立ちはだかっている・・・・
時を振り返ると自分が壊れそうだったので前を向いて歩いてきたけれど、みかんが、
「ママ、会えなくなるっていう事は、寂しい事だけど、新しい何かと出会うためなんだよ(^^)」
って1年かけて教えてくれたような気がする。
私の携帯の中には、カリンの写真があって、今の生活の写真がいっぱいある。初めていったところの景色、チビズ達の誕生会、クリスマス、お雛祭り、年老いた両親の笑顔・・・・
又、これが時の流れと共に、自分の生活から消えていき新しいものが、新しい出来事が巡ってくるんだろうな・・・・
その巡る季節を寂しいと思うか、嬉しいと思うかは、自分のこれからの生き方なんだろうな・・・・
「あの時は良かった」と思っても良いけれど、「これからどんな自分にあえるのかな〜」と思えるように歩いて行かなくてはならない。現実の厳しさに負けないように・・・
みかん、ありがとう(^^)
願わくばもう一度みかんを抱きしめたいけれど、みかんが教えてくれたことを忘れずに人生、もう少し頑張るね(^^)
PCの中にいる元気なみかん・・・
忘れないよ(^^)
みかんと会えなくなって1年経ちました・・・・
思いでは記憶ではなく物語、これからもみかんが作ってくれた物語の続きを私が作っていかなくてはならないと思っいます。
最後に、みかんと出会わせてくれた、ハピポの仲間たちに感謝します。
2016年03月09日
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