1週間ぶりのブログの更新です。
2月28日に入院をし、昨日3月6日に無事に退院してきました。
術後の経過は順調、これからまだまだ一筋縄でいかない病気ですので気長に付き合っていかなくてはならないかと思っています。
でもでも、体の中にできた悪い奴はやっつけることが一応できました。
私のかかっている病院は、チ−ムで患者1人1人の病気の事を考えてくれるカンファレンスと言うものがあります。甲状腺にできた癌は小さいのが1つだと聞いていましたが、カンファレンスの中でもう1つ1センチ以下ではあるが小さな腫瘍があるということが話し合われ、再発や転移の事を考えると、その小さなものも今回の手術で取っておくほうが良いとの事、そしてその近くにあるリンパ腺も取っておくほうが良いという事で、当初の予定より、大きな手術となりました。
小さい方の腫瘍とリンパ腺に関しては病理検査に出してどのようなものかをはっきりさせます。そして大きな方(大きいと言っても6ミリより少し大きい1センチ)の癌もどんな種類の癌なのか、もう1度病理検査をしてもらいます。乳癌が術後の病理検査で予想に反し思ったより顔つきの悪い少数派の癌だったので、今回も結果が出るまでちょっとドキドキです。
手術は、麻酔から覚めた後がめちゃくちゃ痛くて痛くてたまらなく・・・自然に涙が出て傷口も痛いし、固い手術台のうえで4時間も首の手術を受けていた事で、背中の神経が痛み、首から肩甲骨の下あたりがたまらなく痛く大変でした。久々に痛みに耐えられず泣いてしまいました。
痛み止めをいれてもらっても又、すぐに痛くなり手術した当日の夜中はまったく眠ることができませんでした。
それでも、排尿の管が取れ、点滴が外れ、首の中に入っていたチュ−ブが取れ・・・だんだん身が軽くなり、痛みに対して日々緩和され夜も眠れるようになりました。
今は・・・
まだ、ど〜〜〜んと重いものが背中に乗っているような感じですが側にメロンとカリンがいるだけで心は穏やかでホッとしています。
私が入院している間、メロンとカリンは娘と息子が協力して面倒を見てくれていました。
カリンが息子になかなか懐かず初日は散歩に行こうとしても動かなかったそうです。呼びかけるとブルブル震えてリビングの隅っこに逃げて大変だったそうです。入院中に娘が動画を送ってくれたのですがカリンの尻尾がずっと下がっていて・・・
それでも、一生懸命犬も人も頑張ってくれてなんとか1週間乗り切ってくれました。
入院する前、「もしママになんかあったらメロンとカリンの事だけはたのむよ!!」って言ったら、笑いながら「大丈夫、家族を見捨てるような事はしないから」と言ってくれた子どもたちに感謝です。
そして・・・
おまたせしました。代表に「絶対に無理をしないでね!!」と言われたのですが、私が早くジョワと良に会いたくて、お世話をしたくて、明日、それぞれプチ預かりをして下さっているお家にお迎えに行くことにしました。
学校が2月18日から4月16日まで春休み(普段は忙しいですがこうやって長期のお休みがあるのがこの仕事の良いところです(笑))なので、ワンちゃんのお世話中心に時々学校に行って体力回復に努めようと思っています。
そしてココちゃんですが・・・
ココちゃんのお話は又、次にします。
とてもうれしいお知らせを皆さんにお伝えできると思います。
さて、「そばにいるよ(^^)」
も再開です。
入院中沢山の方々に励ましのメッセージをいただきました。首にある8センチの傷は私の体から消えることはありませんが、この傷には励まして下さった皆さんの思いが刻まれていると思い、受け入れていきます。そしてこの出来事を通じて学んだことも沢山あります。
私がこうやって自己開示をしたことで、嫌な気分を持たれた方もおられるようでした。
でも、それも一つの考えであり今の未熟な私には理解できないこともありますが負けないで頑張ろう!!と言う想いを持つ事ができました。
入院の日にある里親様からこんなお手紙をいただきました。
「ちぇりママには沢山のワンコや人が思いを寄せていますから、だからちぇりママは今でもこれからも幸せにしかなれない人なんです、み〜〜んな「そばにいるよ」って応援していますから・・・チェリーもみかんもお空から大きな力で守ってくれていると思います。だから安心して3月1日を迎えて下さい。いってらっしゃい、皆で待っています」
待ってくれている人がいる、帰れる場所がある、そう思えることが勇気に変わります。私も誰かのそんな存在になれるようにこれからは生きて行ければと願っています。
あらためて、皆さん、本当にありがとうございました(^^)
2017年03月07日
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