ハピポを応援して下さった皆様、
そして、個人的に私の保護活動を見守って下さった皆様、
本日、ハピポより下記のメルマガが発信されました。
2021年2月28日をもって、HappyPawsは解散することになりました。
2011年3月1日発足ですので、ちょうど10年間の活動期間ということになります。
HappyPaws設立以前の保護活動を含めると、更に長い期間に渡り犬の保護活動に携わってまいりましたが、このたびこのような決断をいたしました。
解散の理由は、第一にセンター収容犬の激減が挙げられます。
ネット公開されている収容情報をご覧いただくとおわかりかと思いますが、ここ数年に渡り、埼玉県(近隣他県も似た状況かと思います)では犬の収容がめっきり減ってまいりまして、たまに収容される犬には複数の保護団体が引き取りの名乗りを挙げるような状況が続いていました。当会では他団体から声が掛からなかった状態の悪い犬を引き取ることが多くなっていたのですが、それさえも最近はほとんど無く、私たちの役目もそろそろ終わりにしてもよいのでは、と思うようになりました。
今の状況だけで保護犬問題が解決したとは思いませんが、活動期間の中で保護団体が増え、法律の整備など大きく前進したことも寄与していると思いますが、私たちが目指してきた状況に近づいてきたとの実感があります。
また、第二の理由に運営メンバーの高齢化があります。親の介護問題など心配される年代となり、また自分自身も体力的にも精神的にも厳しくなってきた感は否めません。
唐突だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こういった状況を踏まえ、数年前より会の終活について考えてまいりました結論です。どうかご理解を賜りたいと存じます。
これまで私たちが安心して活動をしてこられたのは、ひとえに皆様のご協力あってのことでございます。里親になってくださった皆様、ご支援金や物資を提供してくださった皆様、搬送やイベントへのご協力をしてくださった皆様、本当に数え切れないほど多くの方々の温かなお気持ちに支えられた活動です。
お礼をいくら申し上げても申し尽くせない想いでございます。本当に本当にありがとうございました。
解散時に里親様が決まらなかった犬につきましては、その生涯を閉じるまで責任を持ってスタッフがお世話をしてまいります。どうぞご安心ください。
また、里親会は開催できませんが、残った犬たちの里親募集は継続してまいります。
もしもお迎えいただける可能性がありましたら是非ご連絡をいただきたいと存じます。
残った資金につきましては、その犬たちの今後の医療費及び生活費、それから物資配送費等に充てさせていただきます。
また、6月に施行される動物愛護法改正により、多くの犬猫が放出される可能性があるようです。場合によっては多少の引き取りをすることを視野に入れており、その時には引き取った犬の医療費等にも資金を使わせていただきたいと思っています。
収支報告は一年に一度程となる予定ですが、ホームページ上で公開してまいります。(ホームページは少々形を変える予定ですが、同じURLにて存続することにいたしました)
まだいくぶん残っておりますフリマ物資は、やがてコロナが収束してフリーマーケットが安心して開ける環境になりましたら、会としてではなくなりますが一部の元スタッフがフリマ参加をしたり、フリマアプリ等も活用し、残された保護犬のための資金に換えてまいります。
まもなく『HappyPaws』という団体は終わりを迎えますが、活動を通して出会えた皆様とのご縁は消えることはありません。
これからもお付き合いをいただけましたら幸いでございます。
HappyPawsを応援してくださった全ての皆様に心からの御礼を申し上げ、
ここに解散についてのご報告をさせていただきます。
2021年2月4日
HappyPaws
長い間、ハピポを応援していただきありがとうございました。
昨年、ハピポのHPの表紙になっています愛息メロンが旅立ち、私の保護活動もここまでかな??と思いました。でも、その後出会った「ラスク」「リアン」「フルル」を通じて、お家のなかった犬が、病気のある犬が、新しく幸せだと周りのすべての人々が感じられる人やお家に出会える事の意義を実感しました。
ボランティアとは、
「自分の身の丈に合った事をすること」
と言う私自身の考え方は変わりません。
ハピポの活動を振り返るとこれが私のやっていきたいと思ったボランティア活動だと確信できます。でも、毎日の生活に追われることもあり、しんどいな〜〜〜と感じた時もありました。その気持ちを癒し、励ましてくれたのは出会った犬たちであり、又、ハピポの活動を通じて知り合った皆さまです。
この10年間、一緒に子育てをし、家庭と言う小さな社会を作ってきた旦那さんが亡くなり、無条件で私を愛してくれた母が亡くなり、ワンコではチェリー、みかん、メロンが旅立ち、そして自分のお家から旅立ったワンコも新しい家族に見守られ23頭お空に旅立ちました。
どうしょうもできない沢山の別れを通じ、死と向き合う事の難しさや、自分自身の「癌」と言う病気との向き合い方も考える機会を持つ事ができました。
この、ブログを読んでくださった方々とも目に見えない何かを持つ事ができたのではないかと思っています。
ワンコを救うボランティア活動=ハピポでの活動 を通じて人としてもほんの少しですが成長できたかな〜〜と感じています。
私にとってこの大切な活動を失う事は大変なことではありますが「身の丈に合った活動」と言う考えから言うと、特に仕事との両立の体力的な部分と京都に残している91歳の父の事を思うと、解散のタイミングに意義はありませんでした。
ハピポの発表した文章の中での「場合によっては多少の引き取り」と言う部分には全面的に協力をし、残されたワンコの搬送や預かりは引き続き代表と一緒に協力をしていきたいと思っています。
「ワンコの幸せ」を願う気持ちは変わりません、
何か、自分のお家ワンコの事でお困りごとがありましたら、お声をかけて下さい。
ブログも、回数は減りますが、このまま残し、ハピポから譲渡していただいたリアンの様子や、アニマルレスキューMIKIさんに保護していただき譲渡していただいたカリンの様子を中心にこれからも記していきたいと思います。
このブログを通じてご縁をいただいた皆様との繋がりは消えることはないと・・・
これからも日本語で「絆」と名付けたリアンのママ、「ちぇりママ」をよろしくお願いします。
そして最後にHappyPawsを応援してくださった全ての皆様に心からの御礼を申し上げます。
又、何らかの形でお会いできる日を楽しみにしています。
2021年02月05日
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