2020年活動していたHAPPY pauseが解散、 後、個人事業者として仕事で使っている屋号「保育・音楽研究会リアン」を使用しチームリアンとして個人保護活動を開始、 現在は「保護団体リアン」のスタッフとしても活動中。 初めての方、どうかよろしくお願いします。

2021年05月22日

チョコちゃん正式譲渡

本日、チョコちゃん正式譲渡となりました。
個人保護でしたので、保護からお届まで思いの強いワンコとなりました。

高齢の飼い主さんの突然の入院、病気、そのまま家には帰れず施設や病院にお世話にならなくてはならない現実、チョコにとっては大きな試練だったと思います。7年半、一緒に過ごしていた飼い主さんがけたたましい救急車の音の中突然いなくなり、何日も待ち続けたワンコでした。
私の個人的なつながりで我が家にたどり着たチョコ、

お年をとった方が安心して、ワンコをパートナーとして迎えられるような社会のシステムは作れないんだろうか??と思いました。
「保護犬は高齢になると譲渡してもらえない」
70歳を超えた方から何度も聞かされた言葉です。
パートナーを亡くし寂しくて、子どもが巣立ちなんだか時間が余って、老後の健康維持のお供に・・・等々、色々な理由でペットショップから仔犬を購入し、飼えなくなったワンコが路頭に迷う、
今回のチョコちゃんも、柴犬のてつ君もそうでした。
私たち保護活動に関わっている者たちが、少し頭を柔らかくして後見人の範囲を広くしたり、万が一のことがあったら新しい里親様を探すお手伝いをしたり、そういうシステムや約束事をもてないだろうか??
そのような事を感じました。
70代の元気な方々は、飼育経験のある方が多く、丁寧に穏やかにワンコと接してくださいます。
暮らしも、ワンコ主体で時間をとって下さいます。
我が家の実家のマルチーズのピーチも父が76歳の時に我が家に推定1歳で来て、14年間一緒に暮らし90歳の父が看取りました。
そんな父の暮らしをみていると保護犬こそ、人間の穏やかな優しさが必要ではないかと感じました。
私は生体販売に反対ですが、日本の今の文化的な考え方や、経済優先の考え方を変えるのには時間がまだまだかかります。そんな中でチョコやてつみたいなワンコを救うシステムを積極的に作っていくことは必要なのではないかと感じています。
今は、形にはなっていませんがどうしようもない理由で飼えなくなったワンコの新しい里親様探しのコディネーターのような事を積極的に社会の中でできればと思います。だからと言って、安易なペット購入を促進しているわけではありませんし、生体販売をこのままにして良いとは思っていません。

まずは、自分思いを表現する事が第1歩、
チョコやてつから学んだことです。

チョコちゃんは新しい家族の下で「チコ」と言うお名前で新しい犬生をおくることになりました。
皆さま、気にかけていただき、応援いただきありがとうございました。



さて、
次はどんなワンコ、どんな人との出会いが待っているかな??


posted by cherrymama at 12:15 | Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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