後、外部照射が三回と抗癌剤が一回、終わったら職場復帰します。
代講を引き受けてくれた、卒業生や担任の先生方、励ましのラインやメール、コメントをくださった沢山の人々、本当にありがとうございました。
多分、元気になるのはまだまだ時間がかかると思いますが、生きたい、生きていたい、と言う強い思いを持たせてくれたのは、周りのすべての人々やワンコ達のおかげです。
実は、息子に第一子が授かりました。1月に会う事ができます。この子には会えそうです。そしてしばらくは成長が見られそうです。
1つ1つの出来事を大切にして生きて行きたいですが・・・・
できれば癌にはなりたくなかったです。
癌は怖い病気です。
医療の進歩に伴い、生存率も上がり早期発見であれば治ると言われていますが、治療は辛く大変なものです。
今回のラルス治療の様に、どの癌にもピンポイントで目に見える腫瘍をやっつける事ができる治療のやり方があれば良いのですが、癌の治療は、今、身体の中にある元気な細胞まで一緒にダメージを与えるものがほとんどで、副作用もきつく、元気な身体の状態まで奪います。
私の場合は、浸潤性の高い腺癌なので、ステージ1Bであっても臓器全摘、再発に対しては放射線と抗癌剤の併用と言う治療を行いました。身体にできる癌は、保険適用内の治療においては1cm以内の大きさの癌はなかなか目視できない状況であり、医者の経験や病気に対しての想像力が大切になると思いました。抗癌剤をやるかやらないかがかなり議論された事を今回知り、手術で完全に取り除いたと思っていた癌が目に見えないところに残っていたという衝撃は私以上に医者も驚いたのかもしれません。
腺癌と言う浸潤性の高いミクロンの大きさの癌との戦いが医療として果たしてかなうのか、
色々考えてしまいます。
さぁ、
今日はパートナーがお迎えです。帰る準備します。