いよいよ治療が始まります。
まだ、いまだに自分の体に毒を入れる事になるのではないかと言う不安と葛藤がありますが、時間のない中、息子の見解も含め、自分で考え、吟味し決断したことなので前向きな気持ちを持とうと思っています。
癌で旦那さんを亡くした後、もっとこんな方法があったのでは??
もっとこんなことをしてあげる事ができたのではないか??
自分が癌になって感じる事がいっぱいありました。
人は、周りもそうですが医学的に命の期限を感じた時何を思うか・・・・
生き延びたい
好きな事を、やり残したことをやりたい
穏やかに過ごしたい
・・・・
色々な感情を持つと思います。
きっと旦那さんは生き延びたい・・・・
そう思っていたと思います。
私は・・・
どちらかと言うと穏やかに過ごしたい、
これが一番ではありますが、残していく大切な人やワンコの事を思うと、生き延びなくてはならないと感じています。
旦那さんも、「生き延びたい」と思っていた理由の中にこの理由があったと思います。
旦那さんは、工場長をしていました。
後、1年経ったらその工場の頭になり、会社から支給されるベンツに乗ることができる、亡くなる前にこんな話をしていました。医者から病状が急変し、後、何日生きられるかわからないと家族に告げられた時、義理の母、義理の兄家族、娘と息子が病室に集まりました。その様子を見ながら笑顔で、
「俺が明日死ぬみたいに皆が集まって、大丈夫やから・・・・」
と・・・・
最期まで自分の命がこの世から消える事を感じないまま、モルヒネで痛みを緩和してもらいお空の住人になりました。
残された私を含め家族は路頭に迷う事はありませんでしたが、義理母の悲しみや、心の痛みを目の当たりに感じ思うと逆縁はあってはならない事だと思いました。
私には95歳の父が元気で京都で一人暮らしをしています。
お正月、父に元気な姿を見せる事は出来ましたが、今回の治療の事は話せませんでした。
その時、この父より1分でも長生きしなくてはならないと思い生き延びなくてはならない一番の理由はこれなんだと強く思いました。
髪の毛が抜け落ちるので、その姿をみせるとわかってしまいますが、それまでは、しっかり「元気だよ〜〜」と父に思ってもらえる娘でありたいとおもいます。
いよいよです、
なんだか泣けてきそうですが、
頑張ります
カリン、エリリ、リアンの様子をお預かりしてもらっている主治医の所に電話をかけ、聞きました。
ご飯もしっかり食べ、うんちもして元気で過ごしているようです。
明日、娘が迎えに行ってくれます。
ちょうど、娘の所の孫が受験だったのですが、本命ではありませんが桜が咲き、合格をいただきました。
2月1日の本命受験まで、この調子で頑張ってほしいと思います。
元気玉受付中、
2024年01月12日
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生きる為の試練ですね
言葉が見つかりませんが応援してます‼️